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アランフエスの文化的景観

アランフエス(Aranjuez)は、スペイン中央のマドリード州南部に位置し、首都マドリードから南に48km、人口は約4万6千人の都市です。タホ川に沿って広がり、ハラマ川との合流点がある。

スペイン王室の宮殿と庭園が有名で、2001年世界遺産に登録されました。また、ロドリーゴの楽曲アランフエス協奏曲でもその名を世界中に知られています。

アランフエスの地名はバスク語由来という説があります。7世紀の文献には「アラウス」や「アランス」という名前で現れ、「アランスエケ」などと呼ばれた後に、15世紀に「アランフエス」に落ち着きました。

1085年にアルフォンソ6世がトレドを征服した後も、アランフエスはカスティーリャ王国とイスラム諸国の間で争奪戦が続きました。1178年、最終的にアランフエスはサンティアーゴ騎士団に与えられました。

15世紀末、カトリック両王によって王室の土地とされ、1561年、フェリペ2世の命により宮殿の建築が始まった。18世紀、フェルナンド6世によってアランフエス市が誕生しましたが、当時住んでいたのは宮廷関係者だけであったといわれます。
1851年、スペインで2番目となる鉄道(イチゴ列車と呼ばれる)がマドリード・アランフエス間に開通し、マドリードの近郊都市として産業が発展した。

アランフェスの王宮は、エル・エスコリアルと同じくフアン・バウティスタ・デ・トレドとフアン・デ・エレラによる設計で、16世紀にフェリペ2世の命で建設が始められたものです。18世紀のフェルナンド6世の治世に完成し、カルロス3世によって拡張された。
王宮からタホ川に沿って広がる庭園は、森や庭からなり、多くの泉や像で飾られている。王宮正面の「パルテレ庭園」、タホ川と人口の川に囲まれた「島の庭園」、タホ川に沿って延びる150haの「王子の庭園」などからなる。かつては王室の農業試験場でもあり、スペイン黄金時代に世界から集めた植物が栽培されていた。

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