世界文化遺産の「暫定リスト」記載候補を選考した結果が26日、発表され、山口に関連する4候補地は、下関、萩市の「九州・山口の近代化産業遺産群」が世界文化遺産登録への第一歩となる暫定リストに登録された。一方、岩国市の「錦帯橋と岩国の町割」、萩、山口、防府の3市の「萩」、山口市の「山口に花開いた大内文化の遺産」は落選した。【大山典男】
リスト入りが2年連続で見送られた「錦帯橋と岩国の町割」。「国内候補の資格あり」とされる「カテゴリーIa」の評価を得て、今後のリスト入りの可能性は残った。ただユネスコの世界遺産委員会の登録抑制方針もあり、関係者からは「早期登録のためには、科学、技術的な史跡として錦帯橋単体の登録を目指すのが近道」と、城下町の町割を含めた広いゾーンではなく、錦帯橋単体で架橋技術に焦点を絞って、登録運動を進めようという動きが出ている。
こうした動きの背景には、同委員会に対して科学技術専門家部会が7月、世界遺産の新しい登録基準に「科学的、技術的に価値のある史跡」を加えるよう勧告したことがある。
錦帯橋は江戸時代の創建時の姿を伝えながら、日常的に利用される木造建築であるため修復や架け替えが繰り返され、往時の材料は橋脚の一部以外は残っていない。今回の文化審議会でも「真実性、完全性の証明が必要」、つまり錦帯橋は「本物」であることを証明する必要を迫られた。
市は欧米の石造建築物に対して「架け替えが、300年以上にわたって架橋技術を育て、伝承した。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000192-mailo-l35
