オウロ・プレットは、1980年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
ブラジルのオウロ・プレット(Ouro Preto)は、標高1,179メートルに位置するミナス・ジェライス州の一都市です。都市名のオウロ・プレットとは、「黒い黄金」を意味しています。
ブラジル南東部の山間に位置するこのオウロ・プレットで、1963年金鉱が発見されました。それ以前も、もともとは金鉱採掘のため、17世紀より始まったゴールデンラッシュで建設された植民都市の中心でした。
その後の凄まじいゴールドラッシュに見舞われたこのオウロ・プレットは、金鉱が発見されてからわずか40年足らずの間に、それまでは何もないただの高原に、次々と街が建てられていきました。そして10万人を有する大都市へと一気に変貌したのです。
このオウロ・プレットの街を観光都市としたのは、彫刻家アレイジャジーニョ(ブラジルのミケランジェロと称えられる)が手がけた教会建築や、ゴールドラッシュで財を成した人々の寄進によるバロック様式の教会の数々でした。
その他にも、詩人のトマス・ゴンザガや画家のメストレ・アシャイデ、作曲家のロボ・デ・メスキータ一家などがこの地で作品を残しています。
