【ラクイラ7日時事】6日未明の地震発生からほぼ2日が経過したイタリア中部アブルッツォ州のラクイラでは7日も余震が続いた。「とても家の中では眠れない」-。自宅のすぐ近くにある教会の屋根が大きな被害を受けるのを目の当たりにした40代の夫妻は、自宅に隣接する駐車場の乗用車の中で一夜を過ごした。
夫妻に被災した家を案内してもらうと、「横倒れになったペットボトルの水がかすかに揺れた」と、わずかな揺れにも過敏に反応。夫妻は、防災当局が用意したテント村に避難することを検討するという。
ラクイラには急きょ整備されたテント村が出現した。7日午後(日本時間同日夜)に移動してきた60代の主婦は「壁に触っても揺れているような錯覚を覚える。恐怖心はなかなか消えない」と不安そうに語った。被災者の間では大地震による心理的なショックが広がっている。
防災当局は、老人や子供を優先的にテント村に収容する方針。テント村にはピエロも登場、被災した子供の心理的なショックを和らげようと、明るく努めていた。
テント村に避難した被災者の中には、腎臓病を患い、週に3回は病院で透析治療を受けなければならない60代の女性の姿も。防災当局の関係者が治療に同行すると伝えてきたと言うが、「いつもの病院とは別の郊外の病院に通う必要がある」と不安げだ。「ラクイラは美しい町で、住みやすかったが、多数の死者が出たと聞き、とても心が痛む」と嘆いた。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000034-jij-int
