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奄美の島唄がはぐくんだ歌声「誰カノタメニ」

奄美大島出身の歌姫、城南海(きずき・みなみ)の新シングル「誰カノタメニ」(ポニーキャニオン)がリリースされた。奄美の島唄の影響を受けた独特の節回し「グイン」が魅力の郷愁あふれる楽曲だ。

平成元年生まれの19歳。奄美大島から徳之島へ移り、鹿児島市の高校の音楽科を卒業。現在は東京都内の大学に通う。3歳からピアノをはじめ、兄の影響で三味線を独学、鹿児島市でストリートパフォーマンスをしているところをスカウトされた。奄美では一文字の姓が多く、「城」も「南海」も本名。

一瞬、裏声を交える島唄特有の歌唱法「グイン」は奄美で生まれ育った彼女ならではの天性のもの。「新曲は音域が広くて歌い手にとってインパクトがありました。低音域は歌詞をよく響かせるように、逆にサビの高音域は抑え気味にして、全体的にバランスを取るのに苦労しました」

「誰カノタメニ」は海外の民話からインスピレーションを得た曲。山火事を消すために無謀にもわずかな水を運びつづけるハチドリの姿を通して、周囲の声にかかわらず、自分のできることをやり続けることが大切というメッセージが込められている。カップリング曲の「ワスレナグサ」とともに、関西系の昼の連ドラ「エゴイスト」の主題歌と挿入歌に使用されている。

奄美といえばこの夏、皆既日食で注目を集めている地域だが、期間中に現地で開かれるイベントにも参加予定。天気がよければ、彼女の澄み切った歌声が世紀の天体ショーに感動を添えるかもしれない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090502-00000109-san-ent


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