【カイロ=村上大介】トルコ最大の都市、イスタンブールの住宅地で27日夜(日本時間28日未明)、爆弾2発が相次いで爆発し、AP通信は、16人が死亡、150人以上が負傷したと伝えた。イスタンブール県のギュレル知事は民放NTVで「爆発はテロ」との見解を示した。
爆発があったのは、イスタンブール西部のギュンギョレン地区で、公衆電話などのある場所で最初に小さな爆発があった。負傷者がいるのではないかと爆発現場に住民らが集まったところ、近くで大きな爆発が起きた。爆弾はごみ箱に隠されていたとみられる。
在イスタンブール日本総領事館によると、現場は観光地ではなく、いまのところ邦人が事件に巻き込まれたとの情報はないという。
イスタンブールでの爆弾テロでは、クルドの独立を目指してトルコ政府と対立しているクルド労働者党(PKK)の関与が疑われる事件もあるが、ギュレル知事は今回は犯人を特定するには時期尚早と語り、この見方には消極的だ。
一方、トルコでは、与党の公正発展党(AKP)のイスラム化政策に世俗派勢力が反発。世俗派の検察官がAKP解党を求めた訴訟が28日に最終審理に入るところで、解党命令が出るとの憶測が流れて緊張が高まっており、事件との関係が指摘される。
イスタンブールでは、ブッシュ米大統領が英国を訪問した2003年11月に英総領事館などが爆弾テロの標的となり、60人以上が死亡する事件が発生している。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080728-00000061-san-int
