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ローマ法王、西岸の分離壁を批判

【カイロ=村上大介】中東のキリスト教聖地巡礼中のローマ法王ベネディクト16世は14日、イエス・キリストが少年時代を過ごした現イスラエル北部のナザレを訪問した。法王は同日、イスラエルのネタニヤフ首相とも会談する。

法王は13日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムを訪問し、近郊のアイダ・パレスチナ難民キャンプに足を運んだ。イスラエルが西岸に建設している「分離壁」の実態には衝撃を受けた様子で、同行したアッバス自治政府議長に「壁はあなた方の土地を侵犯し、隣人同士を隔て、家族を離れ離れにさせている」と語るなど、何度も分離壁に言及した。

イスラエルは、パレスチナ過激派による自爆テロ阻止を理由に2002年に壁の建設を開始。イスラエル領内でのテロの発生は減ったが、分離壁はパレスチナ側の集落や農地まで容赦なく分断し、住民の生活に著しい影響を及ぼしていると批判されている。

法王は「壁は永遠には存在しない」と語り、「まず、われわれの心に自分自身が築いた壁を取り除く必要がある」と強調した。

法王は15日には、エルサレム旧市街の聖墳墓教会を訪れ、巡礼の旅を終える。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090514-00000615-san-int


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