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世界遺産石見銀山を歩く (歩く旅シリーズ 街道・古道) (歩く旅シリーズ 街道・古道) |穂坂 豊

世界遺産石見銀山を歩く (歩く旅シリーズ 街道・古道) (歩く旅シリーズ 街道・古道)世界遺産石見銀山を歩く (歩く旅シリーズ 街道・古道) (歩く旅シリーズ 街道・古道)
穂坂 豊
山と溪谷社 刊
発売日 2007-10-06


これは、石見銀山で、日本裏面史を凝縮した推理小説だ。 2007-10-25

穂坂氏は、日本以外の世界遺産を中心に撮影してきた、世界的に活躍する異色の写真家。若き日々をアメリカで過ごし、日本人としての感性と共に、アングロサクソン的な感性も持ち合わせており、カメラのアングルも他人に例を見ない特殊性があり、素晴らしい。


自分を産んでくれた日本に対する恩返しのつもりもあり、今回初めて、日本の仕事をし、日本の世界遺産を撮ることとなったという。しかも、古代から延々と長い歴史を誇る石見の国にある、石見銀山をテーマとした。


穂坂豊という名も、古代の神々を想わせる、マッチした名であり、これが日本での始めての仕事であるとは・・・、とても偶然とは思えない。


日本人以上に、離れた視線から日本を知る穂坂氏のタッチが新鮮である。


古代出雲との関係、佐毘売(石見銀山内に同名の神社もあるが、出雲・石見国境の三瓶山の古名で、色々隠された歴史があるらしい)、饒速日尊や物部氏、柿本人麻呂、朝鮮半島を先祖の地と称していた大内氏、江戸時代の鴻池財閥を末流に持つ出雲の尼子氏、毛利氏、徳川氏、そして近代産業の遺産等々・・・恐ろしく膨大な歴史の秘密が隠されている地である石見。鉱山・鍛冶・瑞穂の国・北前航路を生み出した海運の伝統・・・日本の伝統精神が凝縮されている。


直ぐに使える観光ガイドブックとしても優れているが、通り一遍でなく、隠された歴史についても余韻が残るような構成となっており、温泉津の温泉宿ででもじっくり読み返してみたい秀作だ。


また、その著作「てんのじ村」で有名な難波利三氏が、温泉津出身だとは知らなかった。精読することにより、色々なことに気づかされるおもしろい本だ。




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世界遺産石見銀山を歩く (歩く旅シリーズ 街道・古道) (歩く旅シリーズ 街道・古道) をもう読みました?いろいろな知り合いから薦められてビックリしていたんです。だって、趣味もばらばらな人たちがみんなして進めるなんてあまりないことですよ。別にそんなの知らなくてもと、あまり気乗りはしなかったのですけど、当然期待もしませんよ。疲れたときは、マンガでリフレッシュするのが一番ですからね(^^)でもね、ひとたび読み始めると、こんな仕組みが、これは・・・の連続です。いやぁ知りませんでした。今では薦めてくれた人に感謝!


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